NZで住む場所はどこにする?フラットや賃貸の探し方を紹介!

ニュージーランドで住む NZ生活お役立ち情報
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ワーキングホリデーや語学留学などでニュージーランドに長期滞在するときにまず考えるのが「住む場所」。一体どういうところにどういう方法で住むことができるのでしょうか。日本みたいな賃貸?シェアハウス?ホームステイ?色々なパターンがあります。今回はニュージーランドに住むにあたってはじめに知っておいた方がいいこと、部屋を借りるときに確認すべきことなどをご紹介します。

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ニュージーランドのレント(家賃)

レント(家賃)は週単位!

家(部屋)を借りるときに必ず確認することの一つが家賃。英語では「rent(レント)」と言います。レントは日本では「月◯◯万円」といった月単位で表示されますが、ニュージーランドでは「$◯◯/W」という週単位の表記になっています。日本の感覚でレントを見て「え!安い!」と思ったら週単位だった…なんてことはよくある話ですので気をつけましょう。

敷金はあるけど礼金はない⁉

日本と同じく敷金はあります。敷金はbond(ボンド)と言って、入居時に1〜2週間分を支払います。退去時に壁や家具に破損がなければ全額返金となります。礼金はletting fee(レッティング フィー)と言って、以前は1週間分払うこともあったようですが、2018年12月12日をもって廃止となりました。借りる側としては初期費用が安くなって助かりました。

レント(家賃)の支払方法

レントの支払い方は口座振込がほとんどです。不動産屋ではなく個人から借りる場合に現金手渡しもあるみたいですが、無理を言ってでも口座振込にしてもらうことをお勧めします。なぜなら支払履歴が残るから!です。現金だと払った払ってないの言い合いになることもあり、特に不慣れな英語でやり取りするのであれば尚更きちんとした履歴が残っていたほうがいいです。口座振込の前に必要な銀行口座の作り方については別の記事で詳しくご紹介をしています。

ニュージーランドでの住み方と探し方

ニュージーランドで住むなら大きく分けて以下の3つの居住方法とそれぞれの探し方があります。

Flat(フラット)

日本人を含めニュージーランドに滞在している外国人が一番選択しているのがフラットいうものです。「flatmate(フラットメイト)」という言葉を聞いたことある人は多いと思いますが、一つの家に複数人が同居する形式です。家主がいて一部屋だけ借りる場合はホームステイのような(食事は自分で用意)、フラットに住む人だけの家の場合はシェアハウスのようなイメージになります。一部屋だけを借りるので、キッチン・お風呂・トイレなどは家主またはフラットメイトと共有です。他にも「ensuite(オンスイート)」というお風呂・トイレが部屋に付いているものもありますが、その分レントは高くなります。また、1人用の部屋の募集が多いですが、カップルや友達2人組も大丈夫としているところもあります(基本的にベッドは1つです)。

  • 家の一部屋を借りる
  • 家主・フラットメイトとキッチン・お風呂・トイレを共有
  • 食事は自分で用意
  • レントが比較的安い($150〜$250/週 ※地域差あり)

フラットの探し方

フラットの探し方で最も一般的なのはフラット募集サイトで探すことです。その他にもスーパーマーケットや語学学校の掲示板などでも募集を見つけることもできます。主なフラット募集サイトは以下の4つです。

  • Flatmates wanted【Trade me】:英語サイト
  • NZ daisuki:日本語サイト
  • Nzflatmates:英語サイト
  • EasyRoommate:英語サイト

ホームステイ

英語の上達を目的とするのであればおすすめなのがホームステイです。ニュージーランド人(キーウィ)の家に住み生活を共にすることで生の英語に接することができます。また、日本の文化との違いや現地の人の食事を知り楽しむこともメリットの一つです。とてもフレンドリーなホストファミリーであれば休日に一緒に出掛けてくれることもあります。デメリットとしては、現地の人の生活に合わせるので最初は戸惑いとストレスがあることや門限のために夜に友達と遊べないことなどがあります。気を付けたいことは、基本的に「部屋のドアは開けっ放しにしておく」ことです。ニュージーランドでは部屋にいるときもいないときもドアを開けっ放しにしておく文化があります。日本の習慣のまま、部屋のドアをいつも閉めていると「何か変なことをやっているんじゃないか…」と思われることもあるので気を付けましょう。

  • ニュージーランド人(キーウィ)との同居
  • 英語の上達を目的とする人向き
  • 食事を用意してくれるところが多い
  • フラットと比べるとレントは高い

ホームステイの探し方

語学留学でニュージーランドに来る場合は、語学学校でホームステイを紹介してくれるところが多いです。また、少し高くなるかもしれませんが現地の日本人のエージェントもいくつかあります。ホームステイは一緒に住むホストファミリーとの良いマッチングが全てなので、安心できるホストファミリーを紹介してくれる語学学校や日本の会社を利用するのをおすすめします。

賃貸

日本で言う「アパートやマンションの部屋を借りる」ということと同じかたちです。不動産業者などが募集している賃貸物件(property)を契約して借ります。借りる賃貸物件の種類は、Apartment(アパートまたはマンションのようなもの)・Townhouse(縦型で2~3階建ての一軒家)・Unit(隣が繋がっている長屋の一軒家)・House(庭付きの戸建て)があります。これらの物件を借りる際には日本語の仲介業者などがあまりなく、下見や契約など全て英語でやり取りすることになるため、ある程度の英語力が必要になると思います。また、Apartmentの場合基本的には家具家電が付いていますが、中には何もついていない物件もあるので必ず確認しましょう。

  • 不動産業者やオーナーと英語でのやり取りが必須
  • 家具家電が付いていない物件もある
  • 物件の種類、部屋の数によってレントは変わるが、ワンルームでもフラットより高い

賃貸の探し方

賃貸を探す方法で最も一般的なのは賃貸募集掲載サイトで探すものです。日本で言う「SUUMO」や「アットホーム」のようなサイトがあります。気になる物件を見つけたら不動産業者や個人オーナーにサイト経由で連絡を取り下見をします。主なサイトは以下の2つです。

  • Residential properties【Trade me】:英語サイト
  • Realestate.co.nz:英語サイト

フラット・賃貸を探す際に確認するべきこと

日本での家探しとは異なる確認ポイントがいくつかあります。その中の一つにレントに何が含まれているのかの確認があります。例えばガス・電気代(水道代はオーナーが年間で支払っているので借りる側が支払う必要はありません)がレントとは別になっていて、+$●/週を払わなければいけないことも。以上のことを含めて、借りる際には必ず以下の点を確認しましょう。

  • ガス・電気代はレントに含まれているか
  • Wi-Fiは使用できるか、また無制限かどうか
  • Wi-Fiの代金はレントに含まれているか
  • 秋冬に耐えられるだけの暖房があるか
  • 秋冬に暖房費が追加になるのか
  • 家具家電、食器など何が付いているか
  • 駐車場はあるか(ある場合は路駐か敷地内駐車か)

ニュージーランドに住むうえで気を付けるべきこと

お湯は使い放題ではない?

ニュージーランドのお湯は「タンク式」または「ガス式」の2種類です。タンク式の場合はタンクに貯めた水を沸かしてお湯にするため、使えるお湯の量に制限があります。そのため1人がシャワーで多量のお湯を使うと次の人が冷たい水を浴びるという悲劇が起こります…。1人が入ったあとは時間を空けなければいけないのか、何人が続けて入ることができるのかなどを事前に確認しておきましょう。ガス式の場合は湯量に制限はありません。

バスルーム・トイレのドアのルール

フラット・ホームステイでフラットメイトやホストファミリーと共有でバスルーム・トイレを使うときに気をけなければいけないのは、ドアの開け閉めのルールです。ニュージーランドでは「ドアが開いている=人が使っていない」「ドアが閉まっている=人が使っている」という感覚があります。古い家には特に鍵がついていないことが多く、ドアの開け閉めで人が使っているかどうかを確認しています。なので、ドアが閉まっているときに鍵がかかっていないからといってドアを開けると大変なことになってしまいますので気を付けましょう!

いかがでしたか?これから初めて住む場所を探す人には緊張することも多いかもしれませんが、ニュージーランドの人たちは大らかで優しいので不安なことはどんどん聞いて解消し、居心地の良い暮らしができるよう自分に合った部屋を見つけてください!

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