【ワナカ観光】無料のワインテイスティングがおすすめ！ワイナリー「RIPPON」

「ニュージーランド産のワイン」と聞いてピンとくる人はそれほど多くはないのではないでしょうか。日本ではヨーロッパやチリ、南アフリカ産のワインは有名で人気ですが、実はニュージーランドのワインも世界的にも高い評価を受けているんです！朝晩の寒暖差が大きいことでブドウの成熟が進み、夏の日照時間の長さで芳醇な実になるのだとか。特にニュージーランドでも比較的温暖で晴天に恵まれている地域ではワイン生産が盛んでワイナリー巡りが人気です。
そして、ワナカがあるセントラル・オタゴ地方(Central Otago District)は世界最南端のワインの産地として知られています。

ワナカのワイナリー「RIPPON」

ワナカの中心地から車で3分ほど行ったところにあるワイナリー「RIPPON」。このワイナリーはガイドブックにも載っていませんが、ワナカに来る前に日本人のフラットオーナーからおすすめされて知りました。実際ワナカに来てみると、思った以上に多くの人が知っていて地元の人にも観光客にも人気のワイナリーでした。その理由が無料のワインテイスティング(試飲)とワイナリーからの絶景だそう。
ワナカで出会う人たち全員から「ワナカに来たらRIPPONでワインテイスティングしてみて！」と言われたので、早速行ってきました！

※ワイナリーRIPPONはワナカ中心地から3kmほど離れた場所にあります。国道を通るルートであれば歩いて45分程度ですが歩道が広くないためおすすめできません。タクシーで行くかまたは時間がかかっても「Egdewater Hotel(エッジウォーターホテル)」の横を通る湖側からの道を行くのが良いと思います。この道を行く場合にはRIPPONの正面ゲートではなく裏側から入ることになります。

無料のワインテイスティング

RIPPONのゲートを入って進むとおしゃれな建物が見えてきます。

ニュージーランドでは珍しいヨーロッパのような雰囲気の造りです。この建物の中でワインのテイスティングができます。恥ずかしがり屋のため日本での日本酒とかのテイスティングでもドキドキするのですが、勇気を出して入ってみました。この日は平日のためそんなにお客さんは多くない様子。テイスティングの近くでモジモジしていると、スタッフの女性から「ワインテイスティングしてみる？」と声を掛けてもらいました。アジア人でお子ちゃまのような見た目の自分たちにも親切に対応してくれるとても気さくなスタッフの人でホッとしました。
この日のワインの種類は赤2種類と白4種類。全て少しずつワイングラスで飲むことができます。

私は赤2種類と白2種類をテイスティングしました。どれもフルーティーで美味しい！特に白は軽くてワインが苦手な人でも美味しく飲めると思います。スタッフの人が英語で丁寧にワインの説明をしてくれるのですが、全ては聞き取れず…。全部を理解して飲んだらもっと美味しいんだろうなぁ。
ここではお金を払ってフルグラスでワインを楽しむこともできます。お酒が飲めない人は有料ですがジュースも買って飲むことができました。

ワイナリーからの絶景

テイスティングでワイングラス1杯分くらいを飲んだら気持ちがよくなって外へ。この景色がまた最高に綺麗でした。

ブドウ畑とワナカ湖そして湖の奥に見える南アルプスの山々。絶景を見ながら感じる夏の心地よい風がいい感じです。試飲をする建物に入らなくてもワイン畑に行くことができるので、この景色だけを目当てに来た観光客もちらほらいました。お金を払う必要もないので気軽に行ける、それもまた良いですね。

日本のガイドブックには載っていませんが、お酒が好きな人もそうでない人も、ワナカに来た際にはぜひ寄ってみてください！