【2020保存版】JUCY CONDO大特集!Campervan徹底解説!

キャンパーバンと雪山 NZ生活お役立ち情報
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ワーキングホリデービザの有効期限が迫る中、思い切ってキャンパーバンを借りてみることにしました!!ニュージーランドで生活していると、よくキャンピングカーやキャンパーバンで観光している方を見かけます。ちなみにキャンピングカーは宿泊専用に製造されたものを指し、キャンパーバンとは一般車両を宿泊用に改造したものを指すようです。キャンパーバンでよく見かけるのは、「トヨタ、ハイエース」の荷室にキッチンやトイレを増設したものです。中には強者も存在し、ステーションワゴンを改造してキャンパーバンにしている方もいらっしゃいます!!

観光地に住んでいたことから、毎日のように頻繁にキャンピングカー・キャンパーバンを目にしており、いつしか自分たちもこの雄大なニュージーランドをキャンピングカーで駆け巡ってみたい、満天の星空のもとキャンプがしてみたいと思うようになりました。春~夏~秋にかけては1泊程度の車中泊はやっていたのですが、「移動しながら暮らす」という旅に憧れを抱くようになったのです。そして、このたび念願のキャンパーバンを借りことに致しました!!!!(キャンピングカーはさすがに高価すぎたのと、2人には大きすぎるかなと断念。)そこで、今回私たちが借りた”JUCY CONDO”の設備や注意点などを大特集します!そして、冬でも快適に過ごすことができるのかお教えします!!

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JUCYとは?

JUCYとは緑色をベースに紫色の差し色をしている、一度見たら忘れられない毒々しい見た目をした車両を売りにしている格安のレンタカー会社です。その安さの理由は、中古車をレンタカーにしているからなんです。日本でも最近、中古車を貸し出している格安レンタカー屋さんを見かけるようになりましたよね、それと同じです。JUCYで貸し出しているキャンパーバンは年季の入ったトヨタハイエースやトヨタエスティマを日本市場から購入してニュージーランドでキャンパーバンとして生まれ変わっています。

JUCY CONDOはどんな人にオススメ?

今回、私たちが借りたのは”JUCY CONDO”と呼ばれるトヨタハイエースを改造したもので、1日約$40NZDで借りることができる格安のキャンパーバンです。約80㎝ほど(測るものがなかったため)天井を拡張し、170㎝の人(私)が立っても圧迫感を感じない余裕のある居住スペースを確保しています。車両前方はもちろん運転席、中央部分はソファとテーブルがあるリビングスペース、後方にはシンクとコンロがあるキッチンスペースに分かれています。ベッドは展開式ベッドが2つも付いています!トイレも簡易なものですが常設しています。ベッドはダブルベッドが2つ、シートベルト装着座席が5人分あることから、最大4人くらいまで寝泊りできるみたいですが、正直言うと大人2人が限界な気がします・・・。車内で動き回るのは2人でも結構キツイですから・・・。大人4人や子供連れでのキャンピングカー利用を検討する場合は、やはり大型のキャンピングカーを手配することを勧めます。また、前述の通り、中古車を改造しているものなので、そこそこの距離を走っているようです。実際借りたキャンパーバンもすでに24万キロ走っていました。もちろん整備はしっかりと行われているので走りは快調です。

キャンパーバン紹介

”JUCY CONDO”はこんな人にオススメ

・2人でニュージー周遊したい!
・なるべく出費は抑えたい!
・大きなキャンピングカーを運転するのは怖い!
という人にはオススメです。

なお、トヨタエスティマ(ワゴン車)を改造したキャンパーバンもJUCYで貸し出しています。ハイエースに比べて小ぶりの車なので1人で周遊する方はこちらを検討するのもアリかもです。

冬でも快適に過ごすことができるのか!?

冬も真冬、私たちは8月にキャンパーバンを借りて、南島と北島をそれぞれ周遊しました!なぜこの寒い時をわざわざ選んだかという、Snow Capped Mountain(雪化粧をした山々)を見たかったからなんです!ニュージーランドの山の虜になってしまった私たちはNZを離れる前にもう一度堪能しておこうと思いました。

北島は冬でもそこまで寒くはならないので問題はないのですが、南島は日によっては氷点下を下回ることもありました!朝起きたら窓が凍っていたなんてことも!寒さ対策は冬キャンプするうえでも最も重要なことです!!

そこで、私たちが行っていた寒さ対策はこんな感じです

1.湯たんぽ(hotty)を活用
2.インナーやアウターの重ね着
3.日当たりが良いとこに駐車
4.予備で毛布(duvet)を借りる
5.ヒーターを借りる(ただし、外部電源が必要)

1~4だけでもなんと生活していくことはできますが、少しでも辛いなと感じたら無理をせず電源が取れるホリデーパークで宿泊しましょう。ちなみに私たちは2~3日に1回の割合でホリデーパークを利用していました。

朝焼けが映えるニュージーランドの雪山は格別です。ホテル泊ではなかなか味わえない経験なので、それを見にキャンパーバンを借りる人は少なくないのではないでしょうか。体調や天候に合わせてしっかりと判断してニュージーの絶景を楽しみましょう!!

雪山

キャンパーバン主要設備

ガスコンロ

2口のガスコンロが設置されています。3Lのガスボンベが搭載されており、無くなったらガソリンスタンドで交換してもらいます(有料)。朝食、昼食、夕食に加えて、湯たんぽ用の熱湯を2週間毎日作り続けていましたが、無くなることはありませんでした。

主要設備(後部)

食器・キッチン用品

日常生活で使用するものは大体揃っているので料理には困りません。ただ、フライパンや鍋は少し小さいです・・・。主要な食器は全て4つずつ揃っています(平皿大、平皿小、スープボール、マグカップ、グラス、ワイングラス、ナイフ、フォーク、スプーン)。キッチン用品は1つずつあります。(ボウル、ざる、鍋、フライパン、2枚焼きトースター、やかん、包丁、おたま、フライ返し)

冷蔵庫

高さ約60㎝の冷蔵庫がガスコンロの下に設置されています。1~2日分の食料くらいなら余裕で入る容量です。冷蔵庫内の上部にはちょっとした冷凍室も。この冷蔵庫、実は外部電源ではなく車のバッテリーで動いているのでホリデーパークなどで外部電源に繋がなくても使えるのです!!これホント便利です!!ただし、注意点があります。2日間全く走行させずに放置するとバッテリーが上がってしまいます。必ず1日に一回は1時間以上走行しましょう。

トイレ

トイレが付いていないと”Self-contained”とみなされないため、簡易ではありますが、ソファの下に隠されるように付いています。ちなみに”Self-contained”でなければ宿泊できないキャンプサイトがあるのでご注意を。でも使うときは勇気と覚悟が必要です。というのも、外に引き出して使うからです。開放的。なので、ホリデーパークに宿泊もしくは、公共トイレがあるようなフリーキャンプサイトを探すことをオススメします。このトイレは緊急時と考えておきましょう。

室内灯

LED室内灯が4つも天井に設置されています。とっても明るいので普通に家の中にいるような感じです。これも冷蔵庫と同じく車のバッテリーから電源を供給しているのでフリーキャンプサイトでも明りに困りません。注意点も冷蔵庫と同じです。

電源

車のバッテリーから引いているUSBポートが2つ、シガーソケットが2つあります。また、外部電源用コンセントが2つあります。

シンク

シンク用にウォータータンクが設置されており、容量は55L。飲料可です。水がなくなったらホリデーパークなどで補充します。55Lって結構な量が入っていると思っていましたが、意外にも2日で無くなってしまいましたので、適宜補充しないと、いざって時に出なくなります。

リビング

3人掛けのソファと1人掛けの席が2つ、テーブルがあります。一応5人座れますがテーブルの使い勝手があまり良くないので、2人が限界です・・・。

ベッド・寝具

格納式ベッドが2つあります。一つは運転席の上に収納されており、引っ張り出すことによってダブルベッドになります。もう一つはソファを展開することでダブルベッドになります。物理的にベッド2つを同時に使用することは可能ですが、かなり窮屈な画になります。寝具は毛布が2つ、枕が4つ、シーツが2つ用意されます。私たちは冬季に借りたので追加で毛布を借りました。追加の毛布については直接係りの人に聞いてみてください。

キャンパーバン(リビング)

有って嬉しかった設備

スピーカー・オーディオ

後付けのオーディオが搭載されており、運転席だけでなく居住スペースにもスピーカーが設置されているので快適に音楽が聴けます。せっかくなので私たちは現地のラジオを聴きながら朝コーヒーを飲んだり、夜はのんびり星空を見上げています。気持ち良くなってくると音量が大きくなりがちなので周りに配慮しながら利用しましょう。

ヒーター

真冬にキャンパーバンを借りるとなって一番気になっていたのが寒さ。耐えられる寒さなのか必死にググりました。結局、望んでいたような答えが得られなかったのでダメもとでJUCYにメールしてみると、ヒーターの貸し出しをしているとのことでした。しかも無料で。小さなヒーターですが、狭い車内を温めるには十分のパワーを持っています。冬に借りるときは必ず借りましょう!ただし、外部電源(コンセントが必要なため)に繋いでいるときだけ使用できます。

シーツ

地味に気になることの一つシーツ。念のため、フラットに住んでいたときに使っていたシーツを持参しましたが、無駄になることに。ちゃんと貸してくれます。

バスタオル

まさかあるとは思っていなかったバスタオル。重い荷物の中に自分たちのバスタオルを何枚も詰め込んできましたが、これもただ重い思いをするだけに。大きなバスタオルと中サイズのバスタオル、フェイスタオルも車に付いてきました。自分で用意する必要はないのでご安心ください。

スノーチェーン

冬季にニュージーランドに訪れるとなると気になるのが雪道ですよね。私たちが行った年だけなのかもしれませんが、全く道に降雪はありませんでした。ですが、一部地域、例えばマウント・クックやミルフォードサウンドは降雪の恐れがあるので、スノーチェーンを借りておいて損はないと思います。借りるときにどこに行くか受付の人にしっかりと伝え、必要かどうか確認しておきましょう。レンタル料は一律$40NZD。

アウトドアチェア・アウトドアテーブル

折り畳みのアウトドアチェアやテーブルも貸し出しています。それぞれ、$8NZD、$25NZDです。夏のキャンプには必須なアイテムです。

自分で用意して役立ったもの

消耗品

キッチン洗剤、キッチンスポンジ、キッチンペーパー、ティッシュ、ボディソープ、シャンプーなどの消耗品はないので自分で用意しましょう。トラベル用の小容器などが売ってあれば便利なのですが、やっぱりニュージーランド、なんでも容器がデカいです。

スマホホルダー

カーナビを借りてもいいですが、割安に抑えたいならスマホホルダーを準備しておくといいです。ニュージーは道が簡単なのでGoogle mapで十分です。電波が無くても必要なエリアだけダウンロードしておけば問題なく使用できます。スマホホルダーはThe Warehouseなどで10ドルほどで売っています。

湯たんぽ

冬キャンプでにマストバイなのが湯たんぽです!特にフリーサイトに泊まりたいなら湯たんぽを買っておきましょう。これもThe Warehouseで5ドルで売っています。電源が使えなくてもガスを使ってお湯を作ればいいのでとっても重宝します。

吸盤フック

意外とないのが収納スペース。旅行によく持参する吸盤フックが非常に役に立ちました。車内にくっつけていろいろなものをぶら下げています。充電ケーブルやお風呂用品など。重いものや壊れやすいものはぶら下げないこと。

メッシュタイプのバック

100均で買ったメッシュタイプの手提げバックも役に立ちました。ホリデーパークに泊まったときは、お風呂用品を全てメッシュバックに入れてシャワーを浴びに行きます。メッシュなので濡れたものを入れても乾きやすいです。地味に役に立ってます。

サンダル

長距離の飛行機に乗るときも持参しているのが、サンダルです。ちょっとしたときに履けるのがとても便利です。とくにシャワーに行くとき靴だと濡れてしまいますよね。現地でもThe Warehouseなどで安く購入できます。

ライト

シーリングライトがあるので室内用のライトを改めて準備する必要はないですが、手持ちライトを準備しておくと便利です。フリーキャンプサイトやホリデーパークで夜出歩くときに使用しました。これもThe Warehouseで安く売っています。

暇つぶしアイテム

キャンプの夜は長いです。トランプや本を持って行きましょう!電子書籍なんかも荷物が増えないのでオススメです。私たちが最近ハマっているのが”SKIP-BO(スキッボー)”というカードゲームです。UNOを作った会社が作ったカードゲームなのですが、ニュージーランドでのホームステイ先で初めて知り、本屋さんで早速買いました。時間を忘れて熱中できる楽しいゲームです!この機会に面白いカードゲームを探してみるのもいいかも。

気を付けておくこと

冷蔵庫やシーリングライト、ソケットなどのバッテリーは1晩持ちます。これらは車のバッテリーを電源として使用しているので、2~3日動かさずにいるとバッテリーが上がってしまいます。1日に一回は1時間以上運転してバッテリーを充電してあげましょう!

最後に、ハッピーになろう!!

冒頭でも書いた通り、とってもファンシーで目立つ色のJUCY。それもあってか、JUCYレンタカー同士すれ違うと、お互い手を振り合います!知らない人でも手を振り合い、ハッピーをおすそ分けする、振った相手も自分も自然と楽しい気分になれちゃいます!誰が始めたのか、どうやって広まったのか全然分かりませんが、国籍や宗教関係なく仲良くなれるなんて素晴らしいことじゃないですか??是非みなさんもJUCYでハッピーになっちゃいましょう!!

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