アメリカやオーストラリアなどの欧米圏の主食と言ったら何を思い浮かべますか?そうです、ステーキですね!(少し無理やり過ぎました笑)アメリカやオーストラリアのスーパーマーケットでは肉が入っているトレーの厚みを越えるほどの分厚い牛ステーキ肉がよく売られています。それをBBQコンロでこんがり焼く。溢れ出る肉汁に食欲をそそられながら、今か今かと焼き上がる瞬間を待つ。想像するだけでお腹が空いてきたんじゃないですか?書いている私までお腹が空いてきました。今回はご家庭でもできる極上ステーキの焼き方とステーキソースの作り方について紹介します!!
ニュージーランドのお肉事情
ニュージーランドも他の欧米圏と同じく牛ステーキ肉がスーパーで安く売られています。贅沢に聞こえるかもしれませんが、実は私たちは週一でステーキを食べています。安く簡単に調理でちゃうのでついついスーパーでステーキ肉に手が伸びてしまいます。私たちの中では手抜き料理の一つです。上述の通り、BBQコンロでじっくりこんがり焼けば美味しいのはもちろんなのですが、実際BBQコンロを持っていなかったり、BBQコンロの後片付けがメンドくさかったりと、なかなかステーキを食べる機会が減ってしまいがちですが、フライパンを使えばそんな心配はご無用です!ここで簡単なフライパンでの調理の仕方を紹介します!
ステーキソースは甘い??
海外で現地のステーキソースをトライした人なら分かるかと思いますが、欧米のステーキソースって甘くないですか?どちらかというととんかつソースに近いような気がします。実際、ステーキソースの原材料を見てみるとりんごをベースにしているものが多いです。私たちもステーキソースを何度か試してみましたが、どれも口に合うものがなかったので自作することにしました。試行錯誤して私たちなりの答え(手抜き感満載ですが)を見つけたので大紹介します!海外で手に入る材料のみでできます。もちろん海外在住じゃなくても試す価値ありです!
基本の焼き方
ステーキソースを作る前にフライパンで焼く場合の基本の焼き方を紹介します。これをマスターすれば自分で最高のステーキを焼くことができるようになります。
必要な材料
- ステーキ肉
- ニンニク・・・好きなだけ(私たちは3かけくらい使っています)
- サラダ油・・・大さじ1
手順
1.ステーキ肉を常温に戻す。
1つ目のポイントが肉を常温に戻すことです。意外と忘れがちですがここが本当に重要です。食べる直前になって出してからでは遅すぎますし、電子レンジでの温めはもってのほかです。なぜ常温に戻すことが大事なのかというと、冷えた状態で肉を焼くと焼きむらができてしまい上手に焼くことができなくなってしまいます。ステーキ肉のように分厚い肉の場合はなおさら常温に戻しておきましょう。夏場なら30分、冬場なら1時間前から出して置くと良いです。
2.塩コショウを振る。
常温に戻した肉の両面に塩コショウを振りましょう。塩コショウの量はお好みで。少し多いなと思うくらいかけてあげると良いかもしれません。
3.ニンニクを薄切りにする。
ステーキの旨みを引き出してあげるためににんにくを用意しましょう。チューブでも十分代用可能ですが、生のニンニクを使ったほうがより旨みが増します。ニンニクは比較的保存がきく食材ですし、どんな料理にも利用できるので私たちは常にストックしてます。
4.フライパンを温める。
次の重要ポイントは油をまんべんなくフライパンに敷き、十分に表面を温めることです。理由は肉を常温に戻すことと同じでフライパン表面の温度を均一に保ち、焼きむらができないようにするためです。私たちはいつもサラダ油を使っていますが、お好きな油をフライパンに敷き温めてください。
5.ニンニクを焼く。
3で薄切りにしたニンニクを熱したフライパンで焼きます。ここではにんにくの風味を油に移します。イメージ的には『焼く』というより油で『揚げる』に近いような気がします。ニンニクを焦がさないように気を付けながら、きつね色になるまで『揚げて』ください。
6.ニンニクを取り出す。
ニンニクがきつね色になったらフライパンから取り出します。このニンニクはあとからソース作りに使うので取っておいてください。チューブニンニクの場合は取り出さなくて大丈夫です。
7.ステーキ肉を焼く。
やっと肉を焼くときが来ました。コンロの火を強火にしてステーキ肉を豪快に焼きましょう!
8.肉を裏返す
表面から赤い肉汁が出てきたら裏返します。
9.完成!
好みのタイミングで火から肉を取り出しましょう。このタイミングだけは個人の焼き具合の好みやコンロの強さ、使用しているフライパンによって左右されるので一概に何分とは言えません。ちなみに私たちが使用している設備でミディアムレアに仕上げたい場合は裏返してからおよそ6分~7分ほど焼いています。参考までに。
絶品ステーキソース作り
ステーキの焼き方をマスターしたところで絶品ステーキソース作りを伝授します!ソースはステーキを焼いている最中には作ることができなので時間との闘いです!とは言っても、とっても簡単なのでご安心ください。
必要な材料
- レモン…1個(ステーキ2枚分の場合。レモン汁でも代用可)
- 赤いワイン
- 醤油
詳細な分量については以下参照ください。レモン汁を使用する場合は、それぞれ大さじ1準備してください。
作り方
- レモンを絞り、できたレモン汁と同量の赤ワインと醤油を混ぜ合わせます。
- ステーキを焼く前に風味付けをしたニンニクを上記1で混ぜ合わせたタレに入れます。
- ステーキが焼き上がったら2で作ったタレをまだ熱いフライパンに入れアルコール分を飛ばします。10秒ほどでアルコールは飛びます。火を通しすぎるとソースがドロドロになってしまうのでご注意を。
- 出来たソースをステーキにかけて完成です!
レモン以外でもプラムジャムを使ってソースを作りましたが、さらに大人の味わいになりました!ほかにもステーキに合う果物がないか今後も調査していきます!
ステーキの焼き方もソース作りも一見手順が多くて面倒に思えますが、覚えてしまえば簡単に上品なステーキをご自分でご家庭で楽しむことができるようになります。材料も日本でも海外でも十分手に入るものしか使用していません。私たちは料理することが嫌いなわけではないですが、とても得意なわけでもないのでついつい手抜き料理を考えてしまいます。それでも十分美味しいので是非お試しください。
コメント