「スコットランド以外で最もスコットランドらしい町」といわれ、スコットランド風の歴史建築が立ち並ぶニュージーランド南島の都市ダニーデン。私たちが想像していた以上の都会でした。車も人も多くて、クライストチャーチやクイーンズタウンと引けを取らない活気溢れた町です。また、ニュージーランド最古の大学であるダニーデン大学があるため学生街でもあります。さらに中心地からすぐの場所に希少な野生動物をみることができるオタゴ半島があります。適度に街は栄え適度に自然が近いからか、ニュージーランドで住みやすい都市1位に選ばれたのだとか。そんな魅力たっぷりのダニーデンについて、ガイドブックやインターネットにはたくさんの観光スポットが載っていますが、その中から私たちが実際に行って良かったところをご紹介します。
スコティッシュ建築めぐり
19世紀後半〜20世紀初頭にかけてスコットランド移民によって造られた建物がダニーデン中心地に点在していて、歩いて見て回ることができます。ニュージーランドに来てスコットランド？と思うかもしれませんが、スコティッシュ建築とニュージーの植物が相まって不思議な風景を作り出しています。また、ニュージーランド国内にはあまりヨーロッパのような歴史的建造物は多くないので、一見の価値ありです！
※中心地は車が多いので、車は駐車場に停めて、歩いて回るのをおすすめします。
※中心地には有料の駐車場しかありません。無料で駐車したい場合には中心地から外れた住宅街の方に行きましょう。
オタゴ博物館(Otago Museum)
オタゴ大学の近くにある見応えのあるミュージアム。マオリやポリネシアの歴史文化の展示は、アジアやヨーロッパとは全然違う国なんだなぁと思わせてくれるものばかり。また、絶滅した飛べない鳥モアをはじめとしたニュージーランドの動物の展示がとても充実しています。雨の日の観光にもおすすめです。
※オタゴ博物館は無料ですが、体験型の展示室は有料です。
オタゴ半島(Otago Peninsula)とロイヤル・アルバトロス・センター(Royal Albatross Centre)
ダニーデン中心地からすぐの場所にあるオタゴ半島。ダニーデンを訪れたら必ず行ってみてください。栄えた街から車で30分もしないところで貴重な野生動物たちと会うことができます。貴重な野生動物の中でもこのオタゴ半島の先端には希少な鳥ロイヤル・アルバトロス(和名：シロアホウドリ)のコロニーがあり、時期が合えば雛も見ることができます。海上ではなく陸地でロイヤル・アルバトロスを見ることができるのはオタゴ半島だけです。コロニーを見学するにはツアーに参加する必要がありますので、ツアーの詳細については「希少な野鳥に会える！ロイヤル・アルバトロス・センター」をぜひ読んでみてください。
※オタゴ半島へのアクセスは、バスも運行していますがバス停がある場所と観光地はとても離れているため、車またはツアーに参加することをおすすめします。
ボルドウィン・ストリート(Baldwin St.)
世界で一番角度がきつい坂としてギネスに登録されている有名な坂。「19度の傾斜」と聞いてもイマイチピンときませんが、実際に歩いてみると分かります。ハンパない角度です。角度を利用して面白い写真も撮れました。
※専用駐車場などはありませんが、車は坂道の下に路駐することができます。
マウント・カーギル&オルガンパイプ(Mt Cargill & Organpipe)
世界でも数少ない不思議な形の岩、オルガンパイプ。マウント・カーギルの頂上付近でみることができ、トレッキングコースが整備されています。「自然がつくった不思議な形の岩オルガンパイプ」で詳しく紹介していますので、ぜひ読んでみてください。
ダニーデン植物園(Dunedin Botanic Garden)
フィッシュ&チップスをテイクアウトしたのはいいものの、どこで食べようかと悩んでいたところ、シティセンターの近くにいいところが！クライストチャーチの植物園は有名ですが、ダニーデンも負けてはいません！いろいろな種類の植物が植えられ、子供たちが遊べる場所もあり、半日かけてゆっくりするのにもいい場所でした。
キャドバリー・ワールド(Cadbury World)？
ガイドブックを読んで行こうと思っていたそこのあなた！気をつけてください！キャドバリー・ワールドはすでに閉まっています。新しく公共施設(病院)ができる？ために閉鎖したとか。私たちも予定に入れていたので、前日に「何時から開くのかな〜？」と調べてみてびっくり！
一時休業ではなくもうオープンすることはないみたいです。
いかがでしたか？ダニーデンには他にもいろいろと見て回る場所はあるみたいですが、1泊2日くらいであれば厳選したほうがいいと思います。他にも面白い場所があったらぜひ教えてください！
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