【中古車探し編】を読んでくださった方、長文駄文お付き合いいただきありがとうございます!
お待たせしました、今回は「NZワーホリで中古車買う!」の第2弾、中古車購入後の手続き編です。ニュージーランドで自動車を所有する上で必要なことは基本的に以下の4つだけです。お目当ての中古車を探す方が難しいので、ここまで来れたらもう楽勝です!
- 名義変更
- WOF期限の確認
- REGO期限の確認
- 車両保険の加入 (必要な場合)
10分でできる名義変更の手続き
ニュージーランドのドライバーライセンスを持っている人であれば、オンラインで名義変更の手続きができて本当にラクなんですが、私たちのように現地のドライバーライセンスを持ってない人はAgentに行かなければなりません。私たちはAAに行って名義変更を済ませました。
主なAgent
- The Automobile Association (AA)
- New Zealand Post (NZ郵便局)
- Vehicle Inspection New Zealand (VINZ)
- Vehicle Testing New Zealand (VTNZ)
必要なもの
- 身分証明書
- 購入する予定の車両プレートナンバー
- 手数料9ドル (クレジットカード可)
- 名義変更書類 (どこのagentでも貰えます)
名義変更書類 (Notice of change of ownership of motor vehicle)情報
- ・売り手、買い手の氏名および住所
- ・車のプレートナンバー
名義変更書類は上記で記載したAgentでもらうことができます。大体どこでも記入用紙が置いてある棚があるのでそこから必要なものをもらっていきましょう。名義変更書類はA4サイズのピンク色の紙で、記入事項がたくさんあるように見えますが、「売り手の氏名および住所」「買い手の氏名および住所」「自動車のナンバー」を記載するだけです。免許証ナンバーを記載する欄がありますが、無視して大丈夫です。
提出するものが揃ったら受付に行き、名義変更手続きをしてもらいましょう。
手数料を払ってレシートを受け取ったら、名義変更完了です!これでその車はもうあなたのものです!!
WOF期限の確認
WOFとは?
Wikipediaによると、
Warranty of Fitness (WoF)は自動車が安全性と道路への適応性の強制的な定期検査に合格したことを証明するニュージーランドの公式文書です。公道で使用されている総重量が3,500キログラム(7,700ポンド)未満のほとんどの車両はWoFテストを受ける必要があります。頻度は車両の年齢によって異なります。 2014年1月1日以降、2000年1月1日以降に登録された車両は、毎年WoFテストを受ける必要があり、それ以前の古い車は半年ごとにWoFテストを受けなければなりません。
Wikipedia
要するに、この車は健全でニュージーランドの道路を問題なく走れますよということを証明するものです。日本でいうと車検のようなものです。フロントガラスの右上(運転席から見て)に期限が書いてあるので、もし近いようだったらお近くの自動車整備場に持っていきましょう。
WOFで確認する項目はタイヤ、ブレーキ、構造、ライト、ウィンドウ、フロントガラス、ドア、シートベルト、エアバッグ、速度計、ステアリング、排気孔、燃料システムです。
興味がある方はNZ国土交通省公式サイトをご覧ください。
どこで受けられる??
チェーン店のような大きなところであれば、VTNZやVINZなどの検査場で受けることができます。また、小規模の店舗だと看板にWOFと書いてある自動車整備工場ならどこでもやってくれます。相場は40〜60ドルくらいです。空いていれば飛び込みで持っていってもその場で対応してくれますが、忙しいところでは予約が必要なところもあります。検査にかかる時間は約1時間ほどです。
不合格になることはあるの??
実は、私たちの車、1回WOFに落ちました・・・。ステアリングカバー(実物も見ましたがどういうものなのかよく分からない)が古いのと、ブレーキランプが1個不点灯で・・・。
でも、ご安心ください!ニュージーランドには腕利きの自動車整備士がたくさんいます!私たちの車をいとも簡単に直してくれました。不合格箇所を修理し、再度検査すると、2回目は無事合格です!!
なので、落ちたからといって落胆しなくても大丈夫です!費用は増えますが大抵のことは直してくれます。
しかも、嬉しいことに追受検は無料なんです!なんて車に優しい国なんだ。
REGO期限の確認
REGOとは??
今度はフロントガラスの左下。プレートナンバーと型式と一緒に日にちが書いてあると思います。この日にちがREGO(レジョ)の期限です。RegistrationやVehicle Licensingと言ったりもします。自動車の登録と自動車税の支払いも兼ねています。更新は本当に簡単で、名義変更ができる上記Agentのいずれかに行って、更新料を払うだけです。
REGO更新方法
掲示してあるREGOの紙(映画のチケットみたいな紙)と更新手数料を持ってAgentに行きます。またしても、REGO更新用紙があるので記入します。記入事項は所有者情報と更新期間です。窓口で更新期間分の手数料を支払うと、期限が更新されたREGOを入手できます。
※受け取ったら必ず車に掲示することを忘れないでください!道交法違反となってしまいます!
オンラインでもできるらしいんですが、私たちは引っ越し時期と重なっていたので、期限まで届かなかったらどうしよう・・・という不安が先行して、Agentで更新料を払うことに。
次回オンラインで挑戦してみたい!
車両保険への加入
必要な場合と書きましたが、入っておいて損はないので必ず入っておきましょう!
オンラインで簡単にできるのですが、2人で入る場合はどうするのかとか、どのくらい保証してくれるのかとか、直接詳しいことを聞きたかったので、AAでの名義変更のついでに加入しました。難しいことはなく、加入したい旨を伝えると、担当の方がポンポンポンッと加入手続きをしてくれます。
2人の場合どうするのかというと、「名前を追加するだけ」です。
金額も1人のときと変わりないんです。不思議に思いましたが、何人加入しても変わらないようです!オンラインでやってたら2人分払うつもりだったので、聞いておいて良かったです。
保険会社はたくさんあるので自分に合った保険を探すといいでしょう。「car insurance nz」とかで検索すると出てきます。
まとめ
- 名義変更は窓口で10分
- WOFの更新忘れずに
- REGOの更新忘れずに
- 車両保険に入ろう
至れり尽くせりの日本と違いすべて自分で管理しなければ行けませんが、やることは簡単なので、さくっと覚えて終わらせちゃいましょう!
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