家賃の振込やEFTPOS(エフトポス:NZのデビットカード)取得に必要な銀行口座。もちろんこっちでの給与振込先としても必要。
なので、ニュージーランドに移住したら真っ先に行わなければならないことの一つです!
ちなみに、私たちは必要書類の一つ、「住所証明書類」が無くて少し苦労しました・・・。同じシチュエーションに直面する方もいらっしゃると思うので解決方法もここで紹介します!
どこで口座開設できる??
ニュージーランドの主な銀行はANZ、ASB、BNZ、KIWI BANK、WESTPAC
以前はどこの銀行でもワーキングホリデー向けに口座を開設してくれると聞きましたが、今現在開設してくれるのはおそらくANZのみのようです。
私たちもANZ BANKで銀行口座を開設しました。
実は私たち、ニュージーランドの大自然を徹底的に満喫したかったので、語学学校に通うという選択肢はありませんでした。そのため、語学学校に行かないことでこの口座開設で少し苦労することになりました・・・。
口座開設の準備
銀行口座開設に必要なもの
口座を開設するにあたって必要なものは以下の3つです。
- 身分証明書(パスポート)
- 紙幣(10ドルで可、何に必要かは後ほど説明)
- ニュージーランドの住所を証明する書類
身分証明書と紙幣に関しては全く問題ないのですが、私たちは「ニュージーランドの住所を証明するような書類」を持ってなかったのです・・・。
語学学校に通っていれば、その学校のエージェントがホームステイ先の証明書類を作成してくれるのですが、私たちは語学学校のエージェントを介さず、直接ホームステイ先を選んでいたので証明するものが何もありませんでした・・・。
ニュージーランドで生活する上で銀行口座は必要不可欠だったので、「住所証明できるものないけどどうしよう」とビクビクしながらも、とりあえずANZ BANKに乗り込んでみることに!
窓口で事情を説明すると、ホームステイ先の家主の同意書(?)があれば開設できるよ、とのこと。
同意書記入用紙もくれました!
巷で言われる「一筆」って??
実はこの「ニュージーランドの住所を証明する書類」問題にぶつかった時に、インターネットで検索しまくったのですが、どこのサイトでも、「ホームステイの家主の一筆があれば大丈夫」と書いてありました。
“一筆”ってなんなんだー!?と困り果てたのですが、それがANZ BANKでもらった記入用紙だったのです。
内容は「○○さんは私△△の家に住んでいる。」的なことを記載するA4の紙1枚。○○や△△には必要事項を記入します。
これだけ?と思いながらも、その記入用紙をもらって、口座開設の手続きの予約をします。
口座の開設
行ったその日に口座は開設できない!?
口座開設の手続きは、基本的には予約制で、初めて行ったその日には開設できないことが多いようです。マンツーマンで口座を開設するので決まった時間枠が必要だからのようです。
大都市ではその時間枠がなかなか取れず1週間後の予約になることもあるのだとか。オークランドなどの主要都市で口座を開設される際は早めに予約を取ることオススメします!!
私たちはクライストチャーチの郊外だったので、翌日の予約が取れました。
家に帰ってホストファミリーに住所を証明する一筆を書いてもらい、翌日口座開設に行きました。
初めは誰でも初心者!
海外で口座を作るなんてことはそうそうあることではないため、不安がらなくて問題ありません。誰でも最初は初心者です!口座開設の手続きは、英語がほとんど話せなくても全然大丈夫です!
聞かれることは、設定したい4桁の暗証番号(PIN number)とインターネットバンク用のパスワードだけです。あらかじめ考えてから行くと良いですね。
あとは、スタッフの人が分かりやすい英語で雑談も交えながら、基本的にパソコンでパスポートなどを見ながら入力作業をしてくれます。ワーホリで来ていると分かると、市内のオススメスポットを教えてくれたり!
雑談をしているうちにあっという間に手続きが終わり、キャッシュカードをその場でゲット!
ATMの利用方法の実践レクチャー
さらに、実際にATMに行ってスタッフの人が使い方を教えてくれます。このときに紙幣を使って入出金のやり方をレクチャーしてくれます。銀行用語が分からないのでホントにありがたい!!涙
ちなみに、次の項目で詳細は記載してますが、IRDナンバーの取得には1口座あたり入出金回数が3回以上必要とのことで、この場で10ドル紙幣を使って入出金を繰り返しました。3回もやるのでATM利用方法もマスターしちゃいます!
夫婦・カップルでの口座開設
余談ですが、私たちは2人の名前で1つの口座をつくりました。共同名義っていうやつです。1つの口座ですが、1人1つずつキャッシュカードをもらえます。
結婚していないと共同名義口座は作れないと思いがちですが、実は2人で1つの口座をつくるのは、特に結婚していなくても大丈夫です。実は私たちも結婚していません。
口座開設が先?IRDナンバーが先?問題
あと、他のサイトやブログで「口座開設にはIRDナンバーが必要」と書いてることがあるのですが、はっきり言って必要ありません!というか、逆にIRDナンバー取得に口座番号が必要なのです。
上記でも述べたように、1口座あたり3回以上の入出金がないとIRDナンバーを申請することができません。その口座が本当に有効な口座なのか確認するためのようです。
なので、順番としては、銀行口座の開設→IRDナンバー取得ですね。
まとめ
- 住所を証明する書類を持ってなくても問題なし!
- 口座開設の手続きには基本予約が必要!
- 銀行口座を開設してからIRDナンバー取得!
ニュージーランド人の優しさに助けられ、煩わしいこともなく簡単に口座を開設することができました。また、インターネットバンキングも普及しているので、それについてはまた別の機会に!
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