【カイコウラ観光】ペニンシュラ・ウォークウェイ・トレッキング

オットセイが寝ている カイコウラ
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クライストチャーチから約180キロ北に位置する港町、カイコウラ(Kaikoura)に先日行ってきました!ここカイコウラは近年海洋生物の観測地として世界中から注目を集めるスポットになっているようです。

残念ながら2016年11月14日に北カンタベリーを襲うマグニチュード7.8の大地震が発生したことにより、クライストチャーチとカイコウラを結ぶ国道1号線が寸断され、ホエールウォッチングなどのマリンアクティビティが一時中止となる被害が出ました。

しかし、現時点で国道1号線は全線開通しており、マリンアクティビティも全面再開しているとのことです。一部片側通行を実施している場合もあるので事前に確認しましょう。

閉鎖状況が地図上に表示される便利なサイトが政府機関より提供されています。

| NZTA Journey Planner
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ペニンシュラ・ウォークウェイ(Peninsula Walkway)

今回散策したのは、カイコウラ中心部から約5キロ東のほうにある半島です。スタート地点はポイント・キーン・ビューポイント(Point Kean Viewpoint)。豊富な駐車場とトイレもあります。

海が干潮時はこの駐車場の目の前が大陸棚のようになり歩けます。地表が波打つ様子が海の偉大さを物語ります。時折、岩に擬態しているニュージーランドファーシール(New Zealand Fur Seal)がいるので近づきすぎにはご注意を!本人たちは擬態してるつもりはない・・・。

駐車場の前の大陸棚

ウォークウェイは駐車場からスタートします。初め少しだけ登坂がありますが、急な上り下りはここだけです。5分くらい進むと丘の頂上に辿り着きます。長距離のウォーキングは大変という方はここまででしたら簡単に来れますよ!展望台があるので海と山の景色が十分楽しめます。

5分歩いて辿り着く展望台からの景色
展望台からの景色

オットセイの群れやカモメの産卵に出会いたい場合はもう少し進みましょう!

先ほども述べましたが、急な坂道はこの展望台以降なく、平坦な道が続きます。海岸沿いの丘の上を進みます。私たちが行ったときは天候に恵まれていたので海と空のコントラストが素晴らしく綺麗で水平線まで望めました。また、海風になびく丘の牧草たちも本当に心地良かったです。

さらに心地よい海風に吹かれながら、足を進めると海風や波の浸食によってできた湾が見えてきます。白い砂浜が強い太陽の光を反射するのでサングラス必須です!!

実は、この写真に動物がたくさん隠れています。

高台からの海岸線の景色

望遠してみると・・・

オットセイの群れ

ウジャウジャいます・・・。だいたい寝てます・・・。

海から上がるオットセイ

活発な子も中にはいます!サービスショット頂きました!

写真を撮ったり、オットセイを観察しているとあっという間にサウス・ベイ・ビューポイント(South Bay Viewpoint)に到着してました。出発地点であるポイント・キーン・ビューポイントとは半島の反対側にあり、半島をほぼ一周したことになります。

帰りは別ルートで

ここから出発地点までもと来た道を通って帰ってもいいのですが、私たちは丘の上ではなく海沿いを歩いてみることに。距離としては丘の上より遠回りになってしまいます。

海沿いのコースは丘の上では気付かなかった大陸の地層を垣間見ることができます。大陸が隆起している様を目の当たりにしました。

海岸線沿いの地層の様子

オットセイの寝顔も間近で捉えることができます。毛並みまではっきり伝わります!

オットセイの毛並みまで分かる望遠写真

※オットセイの生態の維持のためにも遠くから観察しましょう。この写真は望遠カメラで撮影しています。

また、カモメのコロニーも各所に点在しており、間近でカモメも観察できます。私たちが行った11月下旬はちょうどカモメの産卵シーズンだったらしく、雛鳥が元気よく鳴いてました。可愛いですね。赤ちゃんの時はヒョウ柄なんですね!

カモメの雛鳥が鳴く様子

【今回歩いたコース】

ペニンシュラ・ウォークウェイ(Peninsula Walkway)

スタート地点:Point Kean Viewpoint (Google Mapで検索可能)

所要時間:往復2時間30分 (行き:丘の上、帰り:海沿い)、展望台までは片道5分

靴:スニーカーでも大丈夫

トイレ:Point Kean ViewpointとSouth Bay Viewpointにある。

特徴:初級。地面からの反射光が強いためサングラス推奨。ニュージーランドファーシール(オットセイ)、大陸の隆起を見れる。

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