前回記事の「行き方&宿泊地編」に引き続き、今回は「星空観測ツアー」の紹介です!!
クライストチャーチからテカポへの行き方やオススメの立ち寄りスポット、オススメの宿泊地は以下の記事で紹介していますので、併せてご覧ください〜。
テカポは『星空保護区』
テカポの星空観測ツアーを目的にニュージーランドに来る人も少なくないのではないでしょうか??ニュージーランドは空が広く、夜空を照らす街灯も少なく、空気が乾燥して澄んでいることから、全国どこでも美しい星空を眺めることができます。その中でもテカポを中心とした星空保護区は晴天率の良さから、世界で最も綺麗な星空に出会えるとも言われています。もちろん個人で星を見ることもできるのですが、解説を聞きながら南半球でしか見れない天体などを眺めるのもオススメです。
日本語ガイドの星空観測ツアーに参加
私たちが参加した日本語ガイドのマウント・ジョン天文台星空観測ツアーの集合時間は21:45。日によって、また季節によって集合時間が違うようです。特に夜の時間が長い冬季は19時頃からの開催もあるみたいです。ニュージーランドの夏は21時になってもまだまだ明るいので、ホリデーパークから集合場所まで歩いて行くことに。ホリデーパークから集合場所までは徒歩で約20分ほどです。
※車で行かない場合は懐中電灯を忘れずに!帰りのホリデーパーク内は真っ暗です!
集合場所でチェックインを済ませ、待合室で待ってると続々と参加者が集合。合計で20人くらい。
時間になり、注意事項を受けます。私たちが参加した時期は夏でしたが、頂上は極寒なので防寒着の貸し出しもしていました。無料で貸し出しているので、必ず借りたほうが良いです。天文台がある頂上は夏でも分厚いコートが必要なくらい寒いので。
同乗する日本人ガイドさんは2名。Mt. John Observatoryまでの道のりは短いものの、道中ガイドさんが盛り上げてくださり、気分は最高潮に!天体観測所も近くにあるので、頂上に近づくにつれてバスのライトも最小限に。真っ暗ななかベテラン運転手さんによる巧みなドライブテクニックでみるみる内に頂上に。
ここから先は懐中電灯などの大きな光を発するものは使用できず、手渡されるのは足元を照らすだけのキーホルダーライト。目が暗闇に慣れないまま、バスを降りガイドさんに連れられ進みます。暗闇で待つことおよそ10分。徐々に目が慣れてくると、そこには満天の星空が広がっていました。
雲も風もなく穏やかな空に、無数の小さな光が散りばめられていました…。
雲の切れ端やチリのように見えるものも、遠い宇宙に存在する星雲、『大マゼラン星雲』『小マゼラン星雲』。星の色まで肉眼で分かるほど。ニュージーランドの国旗に記されている南十字星もはっきりと見えました。星座に詳しくなくてもご安心ください。日本人ガイドさんの丁寧な解説付きです。
あと、デジカメを持参した方はツアー中は絶対に使わないほうが良いです。なぜなら、せっかく目が暗闇に慣れたのにデジカメ画面の光源によって、また目を一から慣れさせるのに時間をかけなければいけないからです。その時間が惜しいのでしっかりと目に焼き付けてほしいです。また、明るい光は周りにも迷惑をかけてしまう恐れもあります。悠久の夜空を見上げながら、星空に耽りましょう。ただし、一眼レフカメラと三脚ををお持ちで、腕に自信があるのであればトライしてもいいかもしれないです。
宇宙の神秘に心惹かれ時間も忘れてしまいました。2時間のツアーもあっという間に終わってしまい、帰路のバスに乗ります。
ぜひ皆さんも悠久の時間を体験してみてはいかがでしょうか?
基本情報&注意事項
ツアー会社:Earth&Sky
集合場所:テカポ4スクエア(スーパーマーケット)駐車場の隣
料金:1人$175
ガイド : 日本語ガイド有り
注意点:夏でも凍えるほど寒いため厚手のコートが必要(借りることもできる)。
テカポ星空ツアー Earth & Sky ホームページ
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